奏でて味わうリコーダーの魅力


 令和6年度幕別町百年記念ホール生涯学習講座にて全10回の予定で行われる講座が、8月26日から始まりました。講師は「十勝リコーダー協会」。どんな方が参加してくれるのか?いや、そもそも参加する方がいるのか?開催されるのか不安に思っていた私ですが、なんとフタを開けてみる8名もの参加者が!驚きを隠せないまま、第1回の講座を迎えました。

 講座の内容は、アルトリコーダーを中心にソロやアンサンブル、最後は合奏まで挑戦して「おさらい会」で披露しようという壮大な計画です。受講者のみなさんかリコーダーにどのような「魅力」を感じて参加されているのかを簡単な自己紹介の中で話して頂きました。
 もちろんみなさん様々で、退職後尺八を始めたけれど自分のやりたい音楽ではなく他のことを探していた方…。
 若いときに音楽をやっていたがしばらく遠ざかり、ふっと目にしたこの講座に応募された方…。
 いろいろな楽器に興味があり、リコーダーを8本も所有されている方…。
 そして、私たちリコーダー協会の演奏を聴いて、リコーだーってすごい!と感じてくださった方…。
 いろいろな参加者のみなさんがいらっしゃることに改めて気づかされました。


 第1回目は参加者のみなさんの希望に沿った講座にするために手探りで基礎的なことを練習しました。
 職業柄?小学生にリコーダーを教えることが多く、申し訳ないのですが小学校3年生になった気持ちで1回目の講座を受けて頂きました。金子健治先生の「いきいきリコーダーアルト編」をテキストにして、リコーダーの種類や構造、姿勢・息づかい・タンギング・指づかい、そして簡単な曲を演奏しました。さすが大人!苦戦しながらもすぐに曲を演奏することができました。

 次は、低音(右手)からサミングまで、少し早いですが演奏できたらいいなぁ、と思っています。